まかろに店番記録#66

こんにちは、店舗アルバイトの五條です。

 

2025年7月19日・20日・21日の三日間、「第3回よこはま匠フェスティバル」が開催されます。

ワークショップにはマカロニデザインも参加します!(ご予約はネットからお願いいたします)

→https://peatix.com/group/16474885/activity

 

ぜひご参加ください!

今後ともマカロニデザインをよろしくお願いいたします!

 


五條のデザインを観る会。

第二回の今回は、このスツールをご紹介します!

 

 

幾何学的で美しく、脚部の曲線がとても個性的なデザインですね。

さらに、折りたたんだ際には、その曲線が見事に組み合わさって円柱の形になります。

このピタッと合わさる脚には、何度も折りたたみたくなるような心地よさが隠れていると感じます

「折りたたむ」ということは、常に置いておくだけでなく、使いたい時に展開して使うこともできるということ。短時間の使用や、ある一瞬のための使用を想定しているからこそ、そのひとときに文化的な豊かさをもたらしたい、という想いが伝わってくる気がします。

折りたたむと、座面の枠をガシッとつかんで持ち運ぶことができます。

この製品は、マカロニデザインの社長の私物で、使い込まれた革のテクスチャが良い味を出しています(掲載は了承済みです)。

 

座ってみると……意外と不安定?

革一枚で構成された大きな座面なので、座り心地の良さを追求した椅子と比べると、やや劣る部分もありますが、先述のとおり短時間の使用を想定しているため、問題はありません。

そして、「ギギギ……ググググ……」と、革が風情ある音を立てます(少し破れないか心配になりましたが、大丈夫でした)。

夏の風鈴、冬の雪かきの音など、自然と人工が混ざり合った音には、どこか心地よさがありますよね。

 

 

プラスチックや金属の製品にも、それぞれ良さがありますが、僕としては、木材や革など自然由来の素材に、人の手(生活や文化)が加わったかたちに、デザインの価値を強く感じています。

以上となります。ありがとうございました!